池本祥真先生による[パドドゥの基礎を学ぼう♡]〜目から鱗のアドバイス語録〜

\𝗕𝗔𝗦𝗜𝗖 𝗼𝗳 𝗣𝗮𝘀 𝗱𝗲 𝗱𝗲𝘂𝘅♡/

2019年6月16日に

現在東京バレエ団でファーストソリストとしてご活躍中の池本祥真先生による

限定8名の[パドドゥの基礎を学ぼう♡]クラスを開講いたしました!

お集まりいただきました皆さま、誠にありがとうございました。

8名限定という事で、いつもクラスに来てくださる方優先で予約受付させていただいたため、

残席が少ない中、十分な告知が出来ず申し訳ありません。ご受講することが出来なかった皆さま

には心よりお詫び申し上げます。また次の機会に是非ご応募ください。



という訳で、今回のレッスンの中でおっしゃっていた池本先生からの

「当たり前なんだけど、言われると目から鱗の貴重なアドバイス」を

ほんの少しご紹介させていただきます♡



______________________________________________

〜池本先生からのアドバイス〜


「見せたいところは、どこなのか?考えながら動いてみましょう。」

ポーズを見せたいのか、ムーブメントを見せたいのか。1で決めるのか、

123と音を使ってゆっくり動かすのか。ピケアラベスクやパッセ、

フォンデュの足の動きやバランセのアームスの使い方の時に仰っていました。

確かに、そう使えると踊りに緩急や強弱が付き、音楽的にも視覚的にも
踊りの幅が広がりますね!


「ポアントから降りるとき高いところからドゥミ使って降りてね!」
「しっかり引き上げながら降りる。」
「ルティレでバランスを取ったあと最後まで丁寧に降りる。」
「降りるのもう少し上手に!」「降りるとき大事に。」

パドドゥの時間だけでなく、バーやセンターの時から終始仰ってたのがこの言葉!
 上から2つは言葉の通りですが、以下3つの
「最後まで丁寧に降りる」「上手に!」「大事に」この言葉の裏には、
「きちんとポジションを通って降りる」という意味が込められている気がしました。
例えば、ルティレの脚は軸足を滑るように降りてきているか?

降りてきた足先はクドゥピエになるまでつま先が伸びでいるか?

その後ドゥミポアントの5番にしっかり両足で立ってからアテールに降りているか?

こういった小さなことだけど気をつけながら丁寧に降りることで、生徒さんの踊りの完成度がぐん!と上がった気がしました。


〜ピケアラベスクの練習中〜
「『どこに立ちたいの?』
っていうのがね、少し男性に伝わるといい。 自分でどこか分かんないと...。
自転車と一緒ね。斜めだと倒れるじゃないですか?真っ直ぐだと倒れないじゃないですか?
そこに立たせたいんですね、男性は。
でも自転車はあの形だから立ちますけど、こんな感じでグニャってなってたらどこが軸で、

どこに立ちたいのか分からないので...。そこを自分で作って、ここに立ったら

真っ直ぐです!っていう形をまずはしっかり作って。」



〜ルティレの練習中〜
「軸足を刺してそこに立つようにしてください。
こう...バッと! 1で立てるように。そこに立てたらすぐ男性サポート出来るので...

それで、そこに立ち続けられるように。」


実際、側から見ていると、ちゃんと出来ているように見えていたのですが、

『床を押してしっかり高い位置に、且つ真っ直ぐな軸に立てているか否か』は

支える男性の手に明確に伝わってしまうんですね!当たり前のことだけど、まずは自分で立つ。

それはポアントでもドゥミポアントでもアテールでも同じ。

女性の体を支える男性ならではのお言葉に、なるほど!と新しい発見でした。


______________________________________________

以上、池本祥真先生の語録でした!


いや~...身につまされるような注意ばかりですが(笑)皆さまはいかがでしたか?

クラスの模様が分かる動画はInstagramにて公開していますので、

そちらも是非チェックしてみてください♪


 

今回、パドドゥという視点からバレエを見ることで普段とはまた違った発見がある

ことに気付かされました。

ただレッスンをこなすのではなく、目的をもってレッスンを行うことで

『何が自分に必要なのか、何に注目して練習すればいいのか』

を知ることができ、更なる上達に繋がるんですね!

バレエメイトも来てくださる皆さまの更なる上達に繋がるよう頑張ります♡



忙しい中お越し下さった皆さま、
並びに丁寧にご指導してくださった池本先生、
誠にありがとうございました♪

次の投稿では、クラス終了後に皆さまから頂きましたコメントをご紹介いたします!
お楽しみに♡